★Ray-O-Vac社の1912年製の懐中電灯です。米国のコレクション品で紙のラベルもその当時のまま残っています。インビテーション制のコレクター間のオークションで取引される品です。
*非常にレアな紙製の帯付きのMINTコンディション、且つオリジナルスペアバルブ付きです。
*元は米国のヴィンテージライトコレクターとして有名だったL.A.のPh.D. Dr, Bill Utley 氏のコレクション品です。(下の写真にある"Flashlightsの著者です。この本を書く為にDr. B. Utley氏は20年間を費やして、Vintage Lightを調べています。)それをARCmania氏が米国 Los Angels帰国中にオークションで落札し、ある事のお礼として当時価格が更に高騰していた物を落札価格(US$1,150.00.-)で売ってくれたものです。
*1907年に発明されたタングステン線の「S字形」の非常に細いフィラメントです。寿命は40時間未満です。当時の予備電球付きです。抵抗を測るとサビの為正確には測れませんが抵抗値「無限大」ではなく、そこそこの抵抗が表示されるのでフィラメントは正常です。
★バルブ単体に電池を直結してバルブの点灯確認する事は「絶対」に行わないで下さい。瞬時にバルブが切れる場合が多々ございます。(Vintage Light界の常識です。)当時のライトはバッテリーからバルブまでの内部が大きく懐中電灯全体で点灯する場合はかなりの電力が落ちてバルブに供給されてバランスを保っています。つまり、その内部抵抗故にバルブが切れないでいる訳です。
★ご注意:1912年にはCセル(単2電池) x 2 個の設計ですが、1世紀以上経った今のバッテリーは電力が遥かに強く単2電池個で使用すると瞬時にバルブが切れます。必ず新品のアルカリ単2電池1個を15分程他のライトで使用してから、単2電池1個*ダミーセルと一緒に使って点灯「テスト」して下さい。
*15分使用したエボルタの単2電池とダミーセル(単3+クッション材)を内蔵でお送りします。
*私のところでの点灯時間は5分以内です。(点灯した瞬間の電流がバルブ準用を縮めるので合計2回しか点灯していません。)
光学系はリフレクター+レンズ集光でこの当時の最新技術の結集です。実際当時の価格は今のHIDライトの上位機種並みでした。その為少数しか残っていません。
当時のスペック
*バッテリーC cell x 2 pcs
*Very bright light(約2 lumens))
LEDライトとの比較は「ARC AAA」(左)です。Ray-O-Vac1912年の照射がかなりワイドでしたので15cm先に白い紙を貼ってあります。
照射正面の写真は「オート」での撮影です。
|